宝湯

 
〜初めて来たのにどこか懐かしい、レトロ感の漂う温泉銭湯〜

珠洲の観光名所、見附島の近くにある温泉銭湯「宝湯」
以前は旅館や芝居小屋として使われていた大広間は現在休憩所として
入ることができ、過去の奥能登国際芸術祭の作品の舞台にもなりました。
広大な大広間や迷路のように入り組んだ廊下を探検すると、
まるで過去にタイムスリップしたような感覚になります。
#写真映え #観光 #銭湯 



実際にお風呂に入ってみるとお湯が柔らかく芯からポカポカになります。
宗太郎さん曰く33度の源泉を薪で沸かしているからとのことで、
雪の降る日でも湯冷めしませんでした。お風呂はシンプルな造りですが、今日ではなかなか見ることのできないレトロな雰囲気も最高です。









番台横では牛乳等の販売もあり風呂上がりの一杯も。
向かいには酒店も併設されており、車の運転の必要がなければその場で宗太郎さんおススメの地酒を飲むこともできます。
向かいの酒店は珠洲の民泊第一号でもあり宿泊することもできます。













赤い絨毯の階段を昇ると「百畳広間」と呼ばれる大広間に出ます。
大きな舞台は大迫力で、壁にかけてある昔の写真からは珠洲の歴史が感じられます。
入り組んだ廊下と小部屋には現代アート作品が展示してあり、同時に見ることができます。
お風呂に入らず休憩所だけの利用もOKです!


 大迫力の百畳広間
   入り組んだ通路と突如現れる階段                        



COREZOインタビュー 対談者のご紹介
  • たから湯 4代目
    橋元 宗太郎 さん

  • COREZO
    てんちょうちゃん

 

お風呂のこだわりを教えてください。

 

薪で沸かすことにこだわっています。昔は重油で沸かしていたのですがコストの関係もあり、現在は薪ボイラーを利用してお湯を沸かしています。当初はコスト面からでしたが、お湯が柔らかくなったとのお客様の声もあり現在も薪を利用して毎回お湯を沸かしています。初めて利用した方でもお湯がいいということでリピーターになってくれることも多いんですよ。

 

実際入ってみましたが身体がポカポカになりました。奥能登国際芸術祭の舞台になったんですよね?

 
普段は地元の銭湯利用のお客様ばかりですが、芸術祭の期間中は平均して500人近くの人が訪れて床が抜けるのではないかと心配でした(笑)。
 

一日に500人!すごいですね。建物自体もとても面白いですね!

 

以前は旅館や劇場として利用されていたため、個性的な建物となっています。増築を何度も行っているため、迷路のような作りになっていますが、それも歴史を感じられていいのではないでしょうか。是非一度見にきてもらえればと思います!

 料金表
入浴料
大人 :460円(税込)
中学生:300円(税込)
小学生:130円(税込)
幼児 :  50円(税込)

広間の見学料 : 300円(1時間・税込
個室の利用料 :1,000円 (1時間・税込)



店舗名:珠洲温泉宝湯

住所:石川県珠洲市宝立町鵜飼2-16-1
電話番号:0768-84-1211
営業時間:15:00〜22:00
朝風呂(日曜日):6:00〜11:00、15:00〜21:00

定休日:火曜日
この記事は2021年5月6日公開日
時点の情報であり、記載内容が
変更となっている可能性も
ございますのでご了承下さい。