堀田さんがアンティークのお店を開こうと決意したきっかけをお聞かせ下さい。
元々アパレルの仕事をやりたいと考えており、20代前半の頃は名古屋の古着屋で働いていました。その後富山に戻り、アンティーク家具屋で骨を埋めるつもりで働きはじめたのですが、当時の社長から「独立する気でやってみなさい」と言われたことをきっかけに、本気で独立を念頭において働き、様々な進路を考えた結果、今のお店を開くことになりました。
アパレル好きが高じて開業に至ったのですね!店名の「JENCO」には、どのような意味が込められているのですか?
実は、「JENCO」に深い意味はありません(笑)。「JENCO」という店名自体は、僕が大好きな映画の「ゴッドファーザー PARTⅡ」から引用しています。主人公の友人ジェンコの名を掲げたお店が映るシーンが何故かたまらなく好きなのです。ちなみに、劇中では「GENCO」という表記ですが、読みやすさを意識して当店では「JENCO」という表記を使っています。
様々な種類のアンティーク商品がありますが、仕入れている商品へのこだわりについて教えてください。
仕入れる商品は、私自身が素直に良いと感じるものであることが大前提です。お店に並ぶ古着は、いわば私のクローゼットのようなものです。私自身がその内容や良さを説明できないものは扱っていません。古着選びは宝探しと同じです。自分にとって宝となる商品を、是非見つけてみてください。